波間でみてる

穏やかに暮らしたい会社員の日記です

テート美術館展、光


テート美術館展@新国立美術館
に駆け込みで行きました。
「光」をテーマにした美術展で、聖書における表象としての光から、印象派での自然光の表現、現代アートのLEDでのインスタレーションなど、時代にとらわれないながら統一感がある…!なテーマが生きていた展示会でした。全体的に静謐な絵やダークな現代アートが揃っていて、展示会全体を通して落ち着いた雰囲気。
会期終了間際でポストカードの売り切れも多かったので、写真が撮れる展覧会だったのもありがたかった。


大好きなバーン・ジョーンズがあった〜!
相変わらず美麗かつ力強い。

その他、初めて見てお気に入りになったのが、ジョン・ヤング=ハンターの「私の妻の庭」とジョン・ブレットの「ドッセトシャーの崖から見るイギリス海峡」とハマスホイ!!



ハマスホイとか言われてみれば確かに光の人だ…。


ジョン・ブレットの海の絵は波間が細かくチラチラ光っているのがめちゃくちゃ素敵でした。写真でもポストカードでもその感じが伝わらね〜!なのでこれは現物で見る絵…


そして何故かよく分からないけどめちゃくちゃに惹かれたのが「私の妻の庭」。まずタイトルが良い。落ち着いた色合いなのにすごく目を引く。孔雀がすごく細かく描き込まれていて豪奢なんだけど、女性の穏やかで謙虚な雰囲気で、気取った絵画じゃなくて日常のひとコマという雰囲気で可愛らしかった。この画家むっちゃ奥さんLOVEじゃんね…というのが伝わってくる。




LEDを使ったインスタレーションはぼーっと見てると酩酊感があって不思議な空間でした。
なんとなく現代アートは苦手意識あるのだけど、キャプションちゃんと読むとおもしろい。今後は下調べして現代アートの展示会もたくさん行きたい。

会期終了直前だったので人が多くてゆっくり観れなかったのだけ悔いです…!混みそうな美術展は早めに行く決意。

おわり